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予防歯科 フッ素

歯の表面では、歯の成分であるミネラルが溶け出す脱灰と、ミネラルが歯の中に戻って結晶化する再石灰化が繰り返されています。
この脱灰→再石灰化のバランスがくずれて、ミネラルが溶け出す脱灰の方が大きくなると、むし歯ができます。


このバランス、つまりむし歯になりやすいかどうかは、
 口の中の細菌の種類や量
 唾液の性質や量
 飲食の頻度や種類
 フッ素の利用の仕方やブラッシング
               などがわかっています。

その中の一つフッ素が、ミネラルが溶け出す脱灰をおさえ、ミネラルが歯の中に戻る再石灰化を助けて、むし歯の発生や進行を防ぐのです。また、歯質の強化、お口の中の細菌の発育をおさえる効果も期待できます。


フッ素の応用方法
 
フッ素といっても、いろいろな応用方法があります。わたなべ歯科クリニックでは、お一人お一人に合ったフッ素の使用法をご提案いたします。

フッ素塗布
当院で高濃度フッ素を塗布する方法です。年に3〜4回定期検診時に行います。
PMTCと併用し、効果的にフッ素を歯に取り込みます。


フッ素配合歯磨剤
必ずフッ素配合歯磨剤を使用しましょう。現在市販されているほとんどの歯磨剤はフッ素配合のものなので、知らず知らずのうちに実行している可能性もあります。
歯科医院専売の低発泡のものをお勧めします。


フッ素ジェル
ご家庭でのハブラシの後にフッ素ジェルを使用することで、より効果的にフッ素を歯に取り込むことができます。
いろいろな味があるので、歯磨き嫌いのお子様に興味をもたせるために使うと効果的です。


フッ素洗口
むし歯予防率が40〜60%と高く、国内では最も高い虫歯予防効果があります。
現在は幼稚園・小学校などで集団で使用しているところも増えています。
吐き出しができない乳幼児には使用できません。


フッ素の安全性
 
フッ素は特別なものではなく、お茶や清涼飲料水など様々なものに入っています。私達は毎日知らず知らずのうちに、ある程度の量のフッ素を摂取しているのです。
ただし、フッ素を取りすぎると中毒症(吐気や腹痛など)が現れます。しかし、フッ素を普通に使用している分には全く問題ありません。
仮に30Kgのお子様が急性中毒を起こそうと思ったら、フッ素洗口剤(毎日行うタイプ)を37人分程度一気飲みしなくてはなりません。これは意図的に行わない限り、現実的にはあり得ないでしょう。
フッ素には副作用があること以上に、むし歯を防ぎ、その様々なトラブルを防ぐことができるという大きなメリットがあります。ぜひフッ素を有効にご利用ください。



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